抗加齢医学会2019〜肌老化の仕組み新知見など

先週は、抗加齢医学会総会@横浜にて、

3日間みっちり勉強してきました。

 

初日と最終日はお天気良く。海、空、行きかう船。

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今年は慶応義塾大学医学部 腎臓内分泌代謝内科教授の伊藤裕先生が会長。

「異次元のアンチエイジング」というテーマ。

 

↓このように、各科目を超えて、様々な演題が発表されます。

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伊藤先生が提唱していらっしゃる、「幸福寿命」。

幸せに生きるために、また、生きることとは何か?

最新の知見とともに感動に包まれる学会でした。

 

初日の会長講演「ゲノム×メタボエイジング・スパイラル」は圧巻。

私達は生きている限り、DNAは複製と転写を繰り返し、

その中で、どんどん変異やエピゲノム修飾が蓄積。

ドミノのように老化へ。

 

病気になってから治す、予防する、という概念から一歩先に出た、

「老化を抑制して、病気を抑える」という概念。

 

さらには、腸内細菌叢は世代間で伝播することから(母体から胎児へ)も、

 

「遺伝子プログラミングの人生最初の1000日間」に行う、

「先制医療」という概念も印象的でした。

 

腸内細菌研究の世界的権威、Martin J. Blaser氏の特別講演、

皮膚常在菌と肌老化の関係、

基礎研究の細胞老化や炎症老化のシンポジウムも大変勉強に。

「エストロジェン・アンドロジェン補充の基礎と臨床」などのホルモン系も

会場立ち見でした。

 

私は聴講できませんでしたが、「ロボットとの共存」「美しさの粋」、

エンターテインメント風に講演してくださった高井研先生の

「極限環境生物の生き様から学ぶ生命の限界と生命の起源」など、

アンチエイジングを包括的にとらえる演題も。

 

さて。

中でも私が今年最も気になったのは、「細胞競合」というワード。

細胞同士がお互いの優劣を認識し、

状態の劣っている細胞が優れた細胞によって置き換えられる現象のこと。

恒常性を維持する未知のメカニズムとして近年注目されていますね。

 

パリ出張の時に、尊敬する原料メーカーの方々が

「明日、東京医科歯科の西村先生が、エイジングケアがひっくり返るような

ものすごい発表をするらしいよ」

とざわめいていました。

 

「何ですってー!?」と思った私は、パリにいる最中にリリースを拝読したものの、

 

学会では、西村栄美先生による(当日は急遽、同じチームの松村先生がご発表)

「上皮系臓器の老化の仕組み:幹細胞競合が司る皮膚の恒常性と老化について」

演題があり、会場を走って移動して、胸おどらせながら拝聴。

 

大変難解なメカニズムですが、大雑把で恐縮ながら私なりにまとめると、

表皮幹細胞の競合でも、コラーゲン17型がキーを握っているそうで、

自らをコピーしないでターンオーバーにのってしまう(非対称分裂)ことで、

老化が促進する、などの全く新しい知見でした。

 

ヘミデスモソーム(細胞同士や表皮幹細胞と基底膜をつなぐ構造体)の安定性に関与

しているそう。

 

基底層には、メラノサイトもありますので、包括的な皮膚のエイジングの

仕組みが解明されていきそうで、わくわくしました。

 

今日は難しい内容ですみません。

最後に、今すぐ役立つコト(?)を。

睡眠学の権威である柳沢正史先生によると、

「徹夜は、泥酔状態と同じパフォーマンス」

耳が痛い・・・本当に、徹夜はしてはいけませんね・・・。

 

それと、腸内細菌はヒトの行動まで制御しているそう。

バンとやる気を起こしたり、ドーンと落ち込ませたり。

体内に住み着いている菌が、自分が意図しない行動までさせるかも??

何だかホラーのようですよね。

 

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↑親しくさせていただいている北関東一の産婦人科、佐藤病院の佐藤雄一先生と。

「たまには専門外の演題聞くのも面白いよね」と言い合いながら、

いくつか聴講をご一緒させていただきました♪

 

#日本抗加齢医学会 #アンチエイジング医療 #エピジェネティクス

#皮膚常在菌と肌老化 #細胞競合 #ゲノムエイジング #先制医療

#必死に勉強だけど楽しい

 


私の鉄板!美白点滴〜グルタチオン&高濃度ビタミンC

紫外線かなり強いですね。もうすぐ梅雨入りだそうですが、

梅雨の合間の紫外線にも要注意。

 

お肌も身体もぐったりしがちな時、頼りにしている点滴に、

今日も行ってきました(*^^*)

 

私の鉄板はグルタチオン650mg+高濃度ビタミンC15000mg

の点滴。

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ビタミンCの効果はよく知っているけれど、グルタチオンって何だっけ?

という方におさらいです。

 

「白玉点滴」として海外セレブの間から火がついた

グルタチオン点滴。

 

グルタチオンはグルタミン酸、システイン、グリシンの

3つのアミノ酸からできたトリペプチド。

 

私達ヒトの体に存在しているもので、

主に抗酸化に大きな役割を果たしています。

 

ただ、年齢や環境とともに減少してしまうといわれています。

例えば、紫外線を多く浴びるほど活性酸素が多く作られますので、

細胞内抗酸化物質が足りなくなるともいえますものね。

(細胞内抗酸化物質はいくつもあり、様々な段階でそれぞれ働きます)

 

「アンチエイジングは抗酸化である」という方もいるほど

酸化ストレスはエイジングの大敵ですが、

 

私がグルタチオン点滴をする目的は大きく3つ!

 

1.美白

活性酸素は炎症性物質を作り、メラノサイトを刺激するので、

抗酸化成分はメラノサイトの過剰な働きという「命令」を阻害する、

美白にとっても有効なもの。でも、

数ある抗酸化成分の中で、私がグルタチオンに着目しているのは、

もう一つ理由があります。

 

メラニン合成を「美白ルート」にする、といえばいいのかな。

 

ちょっとお勉強ですが、メラニンには

「フェオメラニン(淡色)」と「ユーメラニン(黒色)」の2種あります。

白人や、お肌と髪の色素の薄い人は、淡色メラニンの割合が多いといわれています。

 

メラニンはチロシンというアミノ酸が変化して作られます。

チロシン⇒ドーパ⇒ドーパキノンの後、

 

グルタチオン(またはシステイン)の働きがあると、

システィニルドーパ⇒フェオメラニン(淡色)へ。

 

そうでないと、

ドーパクロム⇒いくつかの過程を経て⇒ユーメラニン(黒色)へ。

 

淡色メラニンの割合を増やしたければ、

つまり色白肌へ導きたければ、

グルタチオン(またはシステイン)を摂るとGOODです♪

 

 

2.ビタミンCの効果をアップ(副効果をダウン)

ビタミンCは抗酸化、チロシナーゼの活性抑制

(上述のメラニン〜ドーパキノンまでに働くのがチロシナーゼです)、

過剰な皮脂分泌を抑制、コラーゲンの生成、抗ウィルスなど

たくさんの良い効果があり、私も大好きな成分。

 

ただ、やみくもにとればいいかというと、さにあらず。

ビタミンCは抗酸化として働いた後、自身が酸化してしまうので、

なんと酸化ストレスになってしまうんですね。

 

グルタチオンはビタミンCを元の元気なカタチ(還元型ビタミンC)

に戻してくれる働きがあります。

 

ビタミンCの効果効率を高めたいなら、

グルタチオンと一緒に摂るとベター、いえ、ベスト。いうのが私の信念です!

 

 

3.肝機能アップ(二日酔いに)

お酒を飲みすぎた後、二日酔いの原因物質(アセトアルデヒド)を無毒化

する働きもあります。

肝臓は腎臓と並んで、解毒の器官ですから、

肝機能が下がっていると、重篤な病気はもちろん、お肌にも影響大です。

 

二日酔いは周囲の理解を得られないのですが(笑)とてもつらいもの。

美肌のためにも、時間が許せば、この点滴で元気回復させています。

 

-----------------------------

グルタチオンは食べ物では、

お肉類(特にレバー)や酵母(パン酵母など)など

日常生活でとりやすい食べ物に多く含まれています。キュウイにも豊富とか。

ただ、食品の鮮度や加熱処理でかなり変わってくる、

それに、食べ物(経口摂取)だと腸管からの吸収になるので、

点滴で血液にダイレクトにのせたほうが効果は大です。

 

ちなみに、私は皮膚科で、

ビタミンCとハイチオール(L-システイン)を処方してもらっています。

グルタチオンは保険適用外なので、保険適用のL-システインに。

毎日摂取するものとしては、そのほうがお安くて助かるので…。

 

塗ることでの(化粧品の)グルタチオンについては別途記事にしますが、

 

紫外線を多く浴びた後に、シミやくすみが気になる時に、疲労回復に、二日酔いに。

グルタチオン&ビタミンC点滴(サプリや食べ物も)、とってもお薦めです。

これからの季節、ぜひ参考になさってみてくださいね♪

 

 

#美白 #私の鉄板美肌点滴 #白玉点滴 #シンデレラ点滴 #グルタチオン #ビタミンC

#メラニン #フェオメラニン #ユーメラニン #抗酸化 #アンチエイジング #デトックス 

#抗疲労 #二日酔いの救世主 #美容家

 


DNAスイッチと化粧品〜CITE JAPAN記2019

先週は3日間びっしり、化粧品技術展CITE JAPANへ。

脳みそと足腰のキャパ(?)が限界になりました…。

 

先月のin cosmetics global@パリで発表された原料以外ですと、

国内の原料メーカー発表の「肌やせ」=「肌の菲薄化(ひはくか)」が印象的。

 

某大手化粧品メーカーが行った市場調査では、

「ハリ」が、スキンケアの目的の2位にもかかわらず、実感性が低い。

 

そこで、年齢とともに「皮膚が薄くなった」データ(40%)に着目し、

「菲薄化ケア」でエイジングケアの実感性を高めよう!と開発した原料だそう。

 

お肌が菲薄化すると、

コラーゲンがズタズタに分解されます。

現象としては、真皮層が薄くなり、脂肪層が上がってきてしまっています。

 

菲薄化の根本原因は細胞外ATPの上昇。

「自然老化」の他、「乾燥」「肌荒れ」によって、細胞外ATPは上昇するそう。

 

SASPですね〜。乾燥もかかわってくるとさらに負のサイクルですね。

 

さてさて、話は変わって。

パリ出張のおさらいですが、今回の技術展でも改めて。

キーワードは、スモールRNA、non-coding RNA、エクソソームなどなど。

 

何やら難しいですよね。

 

先週のNHKスペシャル「"DNAスイッチ"が運命を変える」ご覧になりました?

エピジェネティクスをこう説明するんだなぁと勉強になりましたが

アレと酷似しています。

 

エピジェネティクスとは、

環境によって、つまり後天的にDNAの発現が変わってくるという研究のこと。

その仕組みが近年解明されてきていますよ、という番組でした。

 

DNAにはまるで「スイッチ」のような仕組みがあり、

その切り替えによって遺伝子の働きががらりと変化。

さまざまな体質や能力、病気のなりやすさなどが変わり、私たちの運命や人生を左右する。

DNAスイッチを司る仕組みは、「四国のような形」のDNAメチル化酵素。

例えば、「がんを抑える」DNAをクチャクチャに折りたたんでしまい、

遺伝子=設計図の情報を読み取れなくしてしまうんですね。

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_972.html

 

実は、化粧品サイエンスの分野でもかなり進んでいます。

山中先生がおっしゃっておられた通り、

「がんを抑える」遺伝子のスイッチはオンになっていればいいのですが、

皮膚の若返りでは、様々な遺伝子がかかわり、

スイッチをオンにすればよいかオフにすればよいか複雑化しているために、

個人的にも非常に目が離せない分野です。

 

サイエンティストの方々からご教示いただく必要があり、

私もまだまだ勉強しなければならない分野なのですが、

本当に面白いです。

 

海外原料メーカーも何社か発表されていますが、今回、

 

ヒト幹細胞培養エキスのパイオニアの会社様が、この分野で物凄い研究を進めておられ、

パイオニアはやはり違う!と感動しました。

今ではヒト幹細胞エキス、いろいろありますけれど…。見極める目が必要ですね。

 

夜も業界懇親会に参加したり、普段お会いできない方からご教示いただいたりと、

充実の3日間でした。

自分なりの目標も達成できて、帰り道の海風が気持ちよかったです(*^^*)

 

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#肌やせ #肌の菲薄化 #dnaスイッチ #エピジェネティクス #化粧品 #化粧品原料大好き

#citejapan #化粧品技術展 #ヒト幹細胞エキス #パイオニア #美容家

 


パリコスメ探訪〜La Beaute、マドモアゼル・ビオ

「世界一のクレンジング」といわれ一世を風靡したイブロム。

出会ったのは20年以上前の伊勢丹でした。(写真中央)

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ボンマルシェの1Fにある"La Beaute”にイブロムが入っていて、

思わず買ってしまったのが新商品Radiance Transforming mask

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30分放置した後、洗い流す。または、スリーピングマスクにも使えます。

美白、アンチエイジング、アンチポリューションケア、ブルーライトケア、ソフトピーリング効果も。

 

スリーピングマスクの後の保湿効果は、72時間続くデータもあり。

 

抗酸化力に優れたCBDオイル、高い保水力で日本でも人気のエクトインの他、植物由来(レモンキャビア)のAHAなので、マイルドに角質ケアできて、パッと透明感が出る優れモノ。

 

パンパンに充実したパリ出張中、肌疲れに重宝しました♪

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日本ではクレンザーはアマゾンで買えるようですが…海外に行かれる際はぜひ!

 

その他、ボンマルシェ2Fにあるナチュラルビューティコーナーも超お薦め。

ヨーロッパでもシートマスク需要高くなったそうで、バーンと特設のコーナーがありました。

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パリ中心部に数店舗あるマドモアゼル・ビオも、地元の女性達に頻繁に使われているので、

どんな女性がどんな商品を手に取り買っているのか、ふんふんと見ているだけでも楽しかったです。

怪しい人と化してましたね、私。笑

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パリ出張記にお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)

 

#パリ #コスメ #evelom #イブロム #世界一のクレンジング #マスク

#ボンマルシェ #マドモアゼルビオ 

 


パリコスメ探訪〜特製セラムCodage Paris

パリ出張ではコスメショップ探訪も目的の一つ。

 

マレ地区にある、話題のコスメショップ

今のスキンケアに今一つ満足できない方にお薦め。

Codage Paris(コダージュ・パリ)

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30分程度の肌診断の後に、

輝き、エネルギー、肌トーンなど、自分に最適化したセラムをその場で調合してくれるブランド。

植物エキス、微細藻類培養エキス、ビタミン、ミネラルなどの成分を、

自己申告ですがダメージ度合いによって配合量を決めながらミックスしてくれます。

 

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使用感は余分な演出成分抜きの私好み。

さらっとした素直なテクスチャーで、とっても好感触ですが、

効果実感はというと、日々、私が自己責任において原料を混ぜ混ぜして使っているものに比べると、少し物足りないかな…。

 

でも、お店に入るだけで、特別感をぐっと感じる。

しかも、容器と包装に、自分の名前入り。

「気持ちが上がる」これは美肌への好循環を生むので、とっても大切なコトですね(*^^*)

 

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#パリ #コスメ #パーソナライズドビューティ #250€と高めなのが難点



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